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2010-01-07
今月の物語「シフト」(1) ― ひとり
- 2010-01-07 (木)
- コラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン【しごとのみらい】 ~わたしの未来は、わたしが決める~ ------------------------------------------------------------------------ こんにちは。竹内義晴です。 コーチング、リーダーシップ、マネジメント、組織作り、 モチベーションアップ、自分自身との関わり方など あなたのビジネスや生活に役立つ情報をお送りします。 メールマガジンの解除はこちら www.takewave.com/home/mailmagazine/ ┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【ごあいさつ】 メルマガを物語に変えてみて 【 おすすめ 】 自分で考え行動できる新入社員を育てたいあなたに 【コンテンツ】 第502号 今月の物語「シフト」(1) ― ひとり 【 あとがき 】 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ごあいさつ】 メルマガを物語に変えてみて ------------------------------------------------------------------------ 初めての試みですが、メルマガを物語に変えてみました。 正直、受け入れていただけるのか、とても不安だったりします(汗)。 なぜなら、物語にすることで 「1回1回の読みきり」ではなくなってしまうからです。 「毎回読んでる暇はありませんよ」 そんな声が聞こえてくるのではないか…と思うと、不安で不安で(笑)。 それでも、物語という比喩(ひゆ)を通じて、 「今、本当に必要なものは何か」を考えていけるのではないか と思い、始めてみました。 ▼2010年をスタートダッシュする!経営戦略構築セミナー (人数限定) ご興味がおありの方はお早めにお申し込みを! cart.takewave.com/item/188/ ▼オーディオセミナーを公開しました cart.takewave.com/category/item/itemgenre/audioseminar/ ▼ブログを気楽に更新しています blog.takewave.com/ blogs.itmedia.co.jp/takewave/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 おすすめ 】 自分で考え行動できる新入社員を育てたいあなたに ------------------------------------------------------------------------ もし、あなたが人事関係の仕事をされているのでしたら、 きっとこれからお忙しいのでしょうね。 なぜって、来年度の新入社員の受け入れに向けて、 研修の準備をしたり、受け入れ態勢を考えなければならないからです。 毎年繰り返される新入社員教育。 優秀な人材に育成したい。業績に貢献できる社員になって欲しい。 いろんな方法を検討し、「これだ!」と思う方法を取り入れてきたのに、 なぜかうまくいかない……。 「最近の若いものは、何を考えているのかよくわからん」 とお悩みのあなたに、最適な一冊を見つけました。 人材育成の教科書―自分で考え行動できる新入社員の育て方 中尾ゆうすけ (著) www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476961019X/takewavecom-22/ref=nosim/ この本を一言で言えば、 「新入社員を受け入れ、優秀な社員に育てるまでの教科書」 と言えるでしょう。 数あるノウハウを試してダメな理由は、 社員教育の「考え方」にあるのかもしれません。 キーワードは「目的意識」「ヒューマンスキル」「真剣な情熱」です。 ―目次― 第1章 教育の計画を立て、受け入れの準備をする 第2章 入社時教育がその後の成長の基礎になる 第3章 新入社員に悩みがあると教育効果は半減する 第4章 経験を通じて多くのことを身につけさせる 「教育する側が真剣にならなければ、新入社員も真剣にならない」 新入社員教育だけではなく、 社員教育全般の中でリーダーが持つべきメンタリティについても、 とても参考になる一冊でした。 こちらで、第一章がますまる無料で読むことができるようです。 www.kou-shobo.co.jp/files/sample/1019.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コンテンツ】 第502号 今月の物語「シフト」(1) ― ひとり ------------------------------------------------------------------------ ┏ 今月の物語のあらすじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 「経済」に振り回され、疲弊している国、日本。その中で「社会」に振り回 され、疲弊している元外資系企業のサラリーマン、トオル。「社会」という 幻想から逃れ、見失いかけていた「自分」を見つけるストーリー。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 「この年末年始は派遣村が公設される」と、テレビがしきりに伝えている。一 部の人は、派遣村の存在を知り、一部の人は存在を知らないのだそうだ。「不 公平だと思いますか?」というレポーターの誘導尋問に、怒りをあらわにした ひとりの男性が何かを訴えている。2009年師走。何もかもが疲れきっている。 「もし、オレがあそこにひとりでいたとしたら、どうするだろう?」 トオルは今年38歳になる。2008年まで外資系企業に勤めていたが、一人ひと りの成果が求められ、連日の残業と神経をすり減らすハードワークに心が悲鳴 を上げ、退職した。 退職してから、ひとり、薬を服用しながら体と心を回復に努めた。ようやく 回復の兆しが見え、次の仕事を探そうと思っていた矢先に、外資系証券会社が 破綻。それから、日本経済は不景気になった。 仕事を探してもなかなか見つからない。薬を服用していることや38歳という 年齢が、仕事探しの邪魔をしていた。だが、1年以上の失職で貯金も底をつき そうになり、やっと見つけた期限付きの派遣の仕事でしのいでいる。その仕事 も、あと3ヶ月で終わる。 それにしても寒い。電気代を節約するために、暖房のスイッチはオフのまま だ。ブラウン管の前に漂う自分が吐いた息が白く見える。寒さをしのぐために 布団に包まっていると、やる気なんてものは出るはずもない。以前はきれいだ ったひとり住まいの小さな部屋も、今ではごみが散乱し、綿のようになった埃 があちこちにさまよっている。 「テレビで放映されているようにはなりたくないけど、この先どうすればいい のだろう……」 ひとりで考えても、答えは見つかるはずもなかった。 携帯が鳴る。 「もしもし、トオル?今年の正月は帰ってくるの?」 実家の母親からだ。前の会社をやめてから、自分から実家に電話をかけるこ とはまずない。親には心配をかけたくなかった。 今年は帰ろうか、どうしようか迷った。心配をかけたくないという気持ちと は裏腹に、 「お前、仕事は大丈夫なのかい?お母さんは本当に心配だよ。」 と言われるのが、正直ウザかった。 ひとりでここにいたほうがいいと、いつもなら思う。だが、年末年始にこの 寒いアパートでひとり過ごすのはわびしすぎる。少しでも暖かい場所のほうが いい。高速バスを使えばそれほど金を使わなくて済むだろう。今年の正月は、 実家に帰ることに決めた。 ◇ 12/30の午後、実家についた。相変わらず何もない。 20代の頃は、実家に帰ると高校時代に遊んでいた仲間とよく飲みに出かけた が、仲間も結婚し、今ではそれも無くなった。家にひとりでいてもやることが ない。車を借りてぶらつくことにした。とはいえ、行く場所と言っても近くの スーパーか、コンビニぐらいしかない。 「暇だから、コンビニで雑誌でも買って帰るか・・・」 車から降りてコンビニに入る。気になる雑誌を立ち読みしていると、背後か ら女性の声が聞こえてきた。 「あれ?ひょっとして……トオルくん?」 振り返ると、子連れの女性が立っていた。一瞬誰かわからなかったが、脳内 の伝達物質が瞬間的に過去と現在をつなぎ合わせてくれた。 「あっ、トモミちゃん?」 「そう、トモミ。覚えてる?声をかけようか迷ったんだけど、トオル君に似て るなあと思って。冬休みで帰ってきているの?」 トモミは中学時代の同級生で、クラスのアイドル的な存在だった。そんなト モミも、今ではお母さんになっている。38という年齢を考えれば、それも当然 のことだ。 「トオルくん知ってる?今日の夜、同級生で忘年会があるんだよ。もし良かっ たらおいでよ。」 派遣社員という立場は、きっとオレひとりぐらいだろう。同級生の前に出る のは、なんだか恥ずかしいと思ったが、久しぶりにあの時のアイドルと話がし てみたい気にもなっていた。 「夜6時からだけど、どうする?」 「うん。行かせてもらうよ。」 ◇ 居酒屋に付くと、8人が集まっていた。トモミ以外のメンツとは中学の卒業 式以来会っていない。 「こっちこっち」 声にならない声を発しながら、軽く手招きをしてくれた。 幹事の乾杯の音頭とともに、宴は始まった。 「やあ、久しぶり。今何しているの?」 目の前に座った男が、ビールを片手に一番聞きたくない言葉を容赦なく浴び せてくる。この男は、なんという名前だっただろうか? 「一年前までは、外資系の銀行で働いていたんだけれど、体を壊してしまって、 今は、派遣の仕事をしているんだ。」 「そうか、派遣か。世の中不景気だから大変だよな。」 不景気……もう聞き飽きた言葉だ。だけど、このオレひとりに何ができるっ て言うんだ。景気が回復してくれるのを待つしかない。 「まあまあ、いいじゃないの。トオルくん、今日は飲もうね」 トモミの気遣いがうれしかった。 それから、トモミとしばらく話をした。トモミは「うんうん」とうなづきな がら話を聴いてくれた。この一年半のことを話すつもりはなかったが、仕事の プレッシャーで辛かったこと、これまで悩んできたことを、酒の勢いもあって、 つい口にしてしまった。 一通り話し終えると、トモミは言った。 「そっかぁ、今まで、ひとりでがんばってきたんだね。」 そう言えば、今までずっとひとりだった。もちろん、会社の同僚とも仲が悪 かったわけじゃないし、私生活でも彼女がいなかったわけでもない。でもなぜ か、心の中ではずっとひとりだったような気がする。 「何が、トオルくんを、ひとりでがんばらせたの?」 なぜオレは、今までひとりでがんばってきたのだろう? (つづく…) ▼コメントはこちらから 今日の記事が面白かったらこちらをクリックしてくださいね。 コメントをいただけるとうれしいです(300文字の制限があります。) clap.mag2.com/prubiotres?502 Twitterのフォローはお気軽に。アカウントは@takewaveです。 twitter.com/takewave コメントはホームページに書き込むことで、シェアすることができます。 www.takewave.com/category/mailmagazine/ また、このメールに返信することでも、発行者へ送られます。 (コメントはメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 紹介が不可の場合はその旨お知らせください。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 あとがき 】 ------------------------------------------------------------------------ さて、初めての物語形式のメルマガはいかがでしたでしょうか? 物語を進めていく中で、主人公がどのように成長していくのか、 その中から、何かしらを得ていただければと思います。 もし、質問や「ひょっとしたら○○の展開になっていくのでは?」 のようなご意見がありましたら、遠慮なくお寄せください。 あなたの意見が、物語の中に組み込まれていくかもしれません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お 願 い】 独自配信メルマガへの変更をお願いいたします ------------------------------------------------------------------------ 「しごとのみらい」は独自配信への移行を行っています。 独自配信へ登録してくださったみなさまへは、セミナーの先行告知や、新規 にコーチングをお申し込みいただいた際、最初の1ヶ月は料金10%OFFなどの 特典をご用意しています。 ぜひ、この機会にご登録ください。 www.takewave.com/home/mailmagazine/ なお、独自配信の中には、 現在まぐまぐ!さんでお送りしているものも含まれますので、 独自配信を登録された方は、まぐまぐ!版は解除してください。 archive.mag2.com/0000201409/index.html 会社のメールアドレスでご登録いただいている場合、ブロックされる場合も あるようです。その場合は、個人のメールアドレス等をご利用くださいませ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行者情報】 創発コーチング テイクウェーブ 代表 竹内義晴 ------------------------------------------------------------------------ 竹内義晴の公式サイト:http://www.takewave.com/ 竹内義晴のプロフィールはこちら:http://www.takewave.com/profile/ 創発コーチングはこちら:http://www.takewave.com/nlpcoaching/ [BLOG]竹内義晴の、しごとのみらい:http://blogs.itmedia.co.jp/takewave/ [BLOG]ITと人間の意外な関係:http://japan.cnet.com/blog/itheart/ Twitterやってます:http://twitter.com/takewave E-MAIL:info★takewave.com(★印は@に置き換えてください。) このメルマガの転送は自由です。 引用される場合は「竹内義晴によれば…」と引用元を明らかにしてくださいね 他サイトに全文を引用することは禁止します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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- 『「私は不幸です」といつも言う人がいるけれど、それぞれの人が体験している出来事はさほど変わらないはず。本当は、幸せも不幸もないんじゃないかな。出来事にどんな意味をつけるか・・・それは自分が決めることなんですね』―NLP資格認定トレーニングでの受講者さんの言葉。
- [HP更新] 第565号 パチンコで勝ち続けている人はいない: パチンコで勝った話ばかりする人が、現実には負けていることが多いように、とても上手く行っているように話す人でも、実際には、すべてがうまく行っているわけではありません。... http://bit.ly/9Jkvr3
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- 他の人のツイッターやブログを読むと「みんな上手くいっていてすごいな~」「自分はダメだな~」と思うことがある。パチンコをする人が勝った話しかしないように、ほとんどの人が都合のいいことしか話していない。だから、そんなに心配することないよ。自分が今、やるべきことをしっかりとやろう。