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物語「シフト」(6) ― 「~ねばならない」を見つける

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メールマガジン【しごとのみらい】 ~わたしの未来は、わたしが決める~
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【ごあいさつ】 寄稿した記事にありがたいコメントが…
【コンテンツ】 第507号 物語「シフト」(6) ― 「~ねばならない」を見つける
【 あとがき 】 

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【ごあいさつ】 寄稿した記事にありがたいコメントが…
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昨日、

ビジネスマンの不死身力:苦境を乗り越える「感謝力」の磨き方

www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1001/23/news002.html

という記事を寄稿したというお話をしましたね。
mixiニュースでも配信され、たくさんのコメントをいただきました。
とてもうれしかったです。

news.mixi.jp/list_quote_diary.pl?id=1088235

コメントに関する補足をブログにアップしましたので、よろしければ……

blogs.itmedia.co.jp/takewave/2010/01/post-6a86.html

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【コンテンツ】 第507号 物語「シフト」(6) ― 「~ねばならない」を見つける
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┏ 今月の物語「シフト」のあらすじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
 「経済」に振り回され、疲弊している国、日本。その中で「社会」に振り回
 され、疲弊している元外資系企業のサラリーマン、トオル。「社会」という
 幻想から逃れ、見失いかけていた「自分」を見つけるストーリー。
 
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これまでのお話
「シフト」(1) ― ひとり

blog.takewave.com/column/20100107/355/

「シフト」(2) ― がんばるとは

blog.takewave.com/column/20100113/421/

「シフト」(3) ― 会話と癒し

blog.takewave.com/column/20100115/426/

「シフト」(4) ― 探さなければならない目標

blog.takewave.com/column/20100120/456/

「シフト」(5) ― 満たされていないもの

blog.takewave.com/column/20100121/469/

◇

トモミから紹介されたホームページに書かれていた、

  【心のレベルがマイナスの状態になっていないか?
    だから、「~ねばならない」が生じるのではないか?】

が気になっていた。

このボタンをクリックすると、
ボクの心がマイナスからプラスに変わり、
自然と目標が目の前に現れてくるようになるらしい。

「次へ」と書かれているボタンをクリックした。

◇

  では、これから、次のステップで考えてみて下さい。

  ■ステップ1:あなたの「~ねばならない」を見つける■

  あなたが普段、
  「~ねばならない」「~するべきだ」
  などと思っていることを書き出してください。

  たとえば、

  「いい大学を出なければならない」
  「プライベートを犠牲にし、仕事を優先するべきだ」
  「女は家事をし、男は外に出て働くべきだ」

  「仕事」「上司・部下」「プライベート」「性別」
  などなど、いろんな場面で考えてみるといいかもしれません。

  そう言われてもパッと思いつかないときは、
  最近、テレビやインターネットの情報などを見て、

  「そんなの、おかしいよ」
  「それって、違うんじゃない?」

  と思ったことを考えるのもいい方法です。
  なぜなら、その裏側には、

  「そんなの、おかしいよ
   (なぜなら、本来は○○であるべきだからね)」
  「それって、違うんじゃない?
   (だって、本来なら○○しなきゃいけないでしょう?)」

  のような、
  「~ねばならない」「~するべきだ」
  が隠れているからです。

  どんな汚い言葉や、攻撃的な言葉を使ってもかまいません。
  誰に見せるものでもないですからね。

  書き出していると、
  「いや、そうはいっても・・・」
  「社会の常識としては・・・」
  みたいな、否定的な思いも出てくるかもしれません。
  気にせず、「~ねばならない」「~するべきだ」書き出してください。

  頭で考えるというよりも、
  ふっと浮かんだ思いを大切にするのがポイントです。

  人によっては、
  
  仕事の「~ねばならない」が多いかもしれませんし、
  家族の「~ねばならない」が多いかもしれません。

  書き出したら、それを眺めてみて、
  「一言でまとめると、何をしなければならないと思っているのか?」
  を考えてみてください。
  
  では、どうぞ。

◇

「~ねばならない」と思っていること・・・
「~するべきだ」と思っていること・・・

トオルは、ノートとペンを取り出した。
改まって考えてみると、なかなか思い浮かんでこない。

ふと、テレビで流れている政治討論番組を眺めてみる。
いつも政治家同士が言い合いをしている、あの番組だ。

なぜだろう?「~ねばならない」を探そうとしているからか、今日は、

「政治家は、公僕であるべきですよ」
「立場を踏まえて、発言は慎重にしなければなりません」

など、政治家やコメンテーターが発する言葉が、妙に気になる。

それが引き金となったのか、今、行っている派遣の仕事での出来事や、
会社を辞めたときのことが少しずつ思い出された。

  「前向きに仕事をしなければならない」
  「やる気を出さなければならない」
  「常に最新情報を収集しなければならない」
  「向上心を持たなければならない」
  「顧客を第一にしなければならばい」
  「スキルアップし続けなければならない」
  「プライベートよりも仕事を優先しなければならない」
  「リーダーは、メンバーを協力なリーダーシップで引っ張り、
   常に模範とならなくてはならない」
  「リーダーはすべて一人で意思決定し、メンバーに伝えなくてはならない」

ほかにも、仕事というよりも、人生観みたいなものも思い浮かんできた。
どこかで読んだ本のフレーズも思い浮かぶ。

  「挑戦よりも、安定を優先すべきだ」
  「男なら家族を守らなければならない」
  「ライフワークバランスを考えなければならない」
  「将来のために、お金はできるだけ貯蓄しておかなければならない」
  「好きなことをして幸せにならなければならない」

そんなことを考えていたら、
学生時代や、もう少し幼いころに言われたことも思い浮かんできた。

  「勉強では上位に入らなければならない」
  「いい大学に行かなければならない」
  「スポーツでは一等賞を取らなければならない」
  「いいことをされたら感謝しなければならない」
  「近所の人に会ったら、あいさつしなければならない」
  「遊びよりも勉強を優先しなければならない」
  「男の子は少々痛くても我慢しなければならない」
  「お兄ちゃんなんだから、弟の面倒をみなければならない」
  「いい子でいなければならない」


「~ねばならない」
「~すべき」
「~ねばならない」
「~すべき」
「~ねばならない」
「~すべき」

◇

ノートに書き出されたことを、ぼんやりと眺めてみる。

「~ねばならない」を考えていると、なんだか気分が沈んでくる。
「オレだって一生懸命やっているんだ」そんな気分にもなってくる。
リーダーを引き受けて、2人の部下を持ってから、
今まで以上に辛くなったような気がする。
そういえば、そのプレッシャーが、ボクに追い討ちをかけたんだっけ。

ボクは、一言で言うと何をしなければならないと思っているのだろうか?
それは、まだ一言では言い表せないのだけれど、なんとなく

「仕事」=「自分を押し殺して、がんばらなければならないもの」

と思っているような気がした。

けれども、仕事は生活のためにしなければならないものだ。
それの一体何が悪いというのだろう?

ほかのことだってそうだ。
みんな、できることなら、そうあるべきだと思う。


でも、「~ねばならない」を考えていたら、
胸の奥に眠っていた、ある気持ちが芽生えはじめていた。
それは、確かにそこにあるのだけれど、
それが一体何かまでは、正確につかめずにいた。

ホームページには、次のように書かれている。

◇

  今まで、たくさんの「~ねばならない」「~すべき」で大変でしたね。
  これまで、よくがんばって来られましたね。
  
  もし今、何かに違和感やモヤモヤ感があるのなら、
  その感覚を大切にしてください。
  
  それは、きっと、もう一人のあなたが、
  何かを教えてくれようとしているのです。

(つづく・・・)


追伸:

もしよければ、あなたも気軽な気持ちで、
トオルが考えたように、今回のステップを考えてみてください。



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