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物語「シフト」(12) ― 決意

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メールマガジン【しごとのみらい】 ~わたしの未来は、わたしが決める~
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【ごあいさつ】 序章がお読みいただけます
【コンテンツ】 第513号 物語「シフト」(12) ― 決意
【 あとがき 】 

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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【ごあいさつ】 序章がお読みいただけます
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3月新刊 「職場のツライ」を会話のチカラ

出版社さんのサイトで、序章(のわりには長文(笑))がお読みいただけます。

・わたしがこれまで、どんなことに悩んできたのか?
・なぜ、コミュニケーションを学ばなければならなかったのか?
・書籍の中に書かれていることを実践することで、どう変われたのか?

が、お分かりいただけると思います。

『チームワークだとか、他のスタッフのやる気をのばしたりすることなんて、
 面倒くさいし、魅力を感じないと思っていた私が、それをすることで「理
 想の職場」をつくっていく仕事って楽しい!と思うようになったことに、
 もっとも驚いたのは私自身です。』

こちらからご覧ください。

www.kou-shobo.co.jp/book/b55125.html

出版までのエピソード、先日、新しいお話をアップしました。
「機会―本を出版することになったきっかけ」

『出版のお誘いメールをいただいたとき、うれしい感情と同時に、不思議な
 ことに、嫌な感情も同時に芽生えてきたのです。』

編集者さんへ疑惑を抱く編(笑)です。

book.takewave.com/history/20100210/196/

▼3月新刊の本『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』の
 特設サイトをオープンしました!

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【コンテンツ】 第513号 物語「シフト」(12) ― 決意
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┏ 今月の物語「シフト」のあらすじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 
 「経済」に振り回され、疲弊している国、日本。その中で「社会」に振り回
 され、疲弊している元外資系企業のサラリーマン、トオル。「社会」という
 幻想から逃れ、見失いかけていた「自分」を見つけるストーリー。
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

これまでのお話
初回 「シフト」(1) ― ひとり

blog.takewave.com/column/20100107/355/

前回 「シフト」(11) ― 恐れと混乱

blog.takewave.com/column/20100212/565/

◇

  ここまでステップを踏んで考えてきて、ひょっとしたら、
  「昔の嫌なことを思い出した」という方もいらっしゃるかもしれません。
  「納得できない何かがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
  その方は、次のオプションを選択することができます。

  このオプションは、やっても、やらなくてもかまいません。
  それでも、もし、勇気を出して挑戦してみたいと思われましたら、
  「次へ」ボタンをクリックしてみてください。

◇

トオルは迷った。正直、頭の中が混乱している。
けれども、もう少し、自分の中でくすぶっている何かと、
付き合ってみようと思った。

◇

  まず、あなたにお話したいことがあります。
  きっとあなたは、今までたくさんのことを我慢してきたことでしょう。
  まわりの言葉に、傷ついてきたかもしれませんし、
  あなたの本当のキモチを伝えることができず、
  苦しんできたかもしれません。

  あなたが本当にやりたかったことが、
  何らかの力によって押さえ込まれていたり、
  それを言うことができずに、
  今まで、つい、我慢をしてしまったんですよね。
  ひょっとしたら、それが、いつの間にか習慣になってしまい、
  知らず知らずのうちに、

  つい、がんばりすぎたり、
  つい、それを飲み込んでしまったり、
  つい、あきらめてしまったこともあるかもしれません。

  言いたいことが言えずに、

  「あの人が許せない」
  「あの人のおかげで、わたしは・・・」

  などと、これまで出会ってきた人に怒りを覚えていることもあるでしょう。
  それは、とても自然のことです。
  恨んだり、憎んだりしてしまうのも、自然の感情なのです。

  無理に忘れる必要はありません。
  許す必要もありません。
  それは、それでいいのです。

  私たちは、安全を求める生き物です。
  あなたがこれまで、そうせざるを得なかったのは、
  あなたの安全を確保するために必要なことだったのです。

  あなたは、今まで、そのときは、そのときで、
  最善の選択をしていたということに自信を持ってください。

  場合によっては、「そうせざるを得なかった」のかもしれませんが、
  最善の選択をしていたということに自信を持ってください。

  お疲れさま。大丈夫、もう、いいんですよ。

  あなたが、もし、嫌なことを思い出したのなら、
  今回、気が付いた「本当は○○したかったんだ」という、その思いを、
  大切にしてあげてください。
  怒りの中には、前向きな「隠れた本音」があることに、
  気づいてあげればいいのです。

  あなたのその経験は、これから歩んでいく人生の中で、
  「相手のこころの痛みが分かる」という、大きな財産になることでしょう。

  さて、大切なのはここからです。
  過去は変えることはできませんが、
  未来は、その財産を生かし、変えていくことができます。
  それには、あなたの選択が必要です。

  1つは、これからも他人のせいにし、相手に文句を言い、
  恨みつらみを言い続ける人生。

  1つは、今回の気づきを元に、自分の本当の気持ちを大切にし、
  社会や他人のせいにせずに、自分の意思で選択し、一歩踏み出す人生。

  あなたは、どちらを選びますか?
  ちなみに、どちらが幸せに過ごせるかは分かりません。
  それは、あなたが決めることです。



  お待たせしました。

  今回のステップ4は、とってもカンタンです。

  【ステップ4:どちらかを選択し、決意する】

  これだけです。

  そして、今からでもなにかできることがあったら、
  実際にやってみてください。自分で選択し、行動することは、
  最初は勇気が必要かもしれませんが、一度やってしまえば、
  「なぁんだ、こんなカンタンなことだったのか・・・」
  ということに気づくことでしょう。

  もちろん、これからも大変なことはあるでしょう。
  けれども、今までもたくさんの困難を乗り越えてきましたよね。
  あなたには、その英知がすでに備わっているはずです。
  そして、あなたには、誰も体験していない、貴重な財産があるはずです。
  そう、その財産ですよ。

  それでは、いままでどうもお疲れ様でした。
  あなたのご活躍を、心から願っています。

◇

ホームページは、ここで終わっていた。

トオルは、これまで、「がんばり続けなければならなかった」
自分の思いに気づきはじめていた。

(
 お父さん、ボクは今まで、あなたの言うとおりにしてきました。
 子供の頃から今まで、勉強、スポーツ、学校、仕事・・・
 あなたの言うことが正しいと思ってきました。
 あなたの強さに憧れ、あなたのようになろうと思ったこともありました。
 けれども、ボクはあなたのようにはなれませんでした。
 ボクがあなたのようになれなかったとき、
 あなたは、ボクのことを叱りましたね。
 ボクは、それが怖くて、
 ついがんばってしまう習慣がついてしまったようです。
 あなたは、ボクのことを愛していたのですか?
 あなたの意見を、押し付けていただけだったのではないですか?
 ボクには、その答えがわかりません。
 ただ、ボクは今日、決意しようと思います。
)

今回、書き記していたノートの、新しいページを開いた。
2ページ分を使い、太いマジックで書いた。

【ボクは今日から、自分の本当の気持ちを大切にし、自分の意思で選択する。】

(つづく・・・)



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