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メールマガジン【しごとのみらい】 ~わたしの未来は、わたしが決める~
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こんにちは。竹内義晴です。
コーチング、リーダーシップ、マネジメント、組織作り、
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【ごあいさつ】 「出版ヒストリー」お姑編集者(笑)との衝突
【コンテンツ】 第514号 物語「シフト」(13) ― 故郷
【 あとがき 】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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【ごあいさつ】 お姑編集者(笑)との衝突
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「職場がツライ」を変える会話のチカラ 出版 特設サイトで、
ちょっと笑える「出版ヒストリー」を更新しました。
出版が決まり、目次を考えることになりました。
私は今回、出版が初めてです。右も左もわかりません。
結婚でたとえてみれば、「料理もお掃除もできない新婚のお嫁さん」。
自分なりに考えて目次を作ってみたのですが、
そこに待ち受けていたのは、
お小言でイビリ倒すお姑編集者(笑)だったのです。
目次を考える―お姑編集者(笑)との衝突
book.takewave.com/history/20100218/290/
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【コンテンツ】 第514号 物語「シフト」(13) ― 故郷
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┏ 今月の物語「シフト」のあらすじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「経済」に振り回され、疲弊している国、日本。その中で「社会」に振り回
され、疲弊している元外資系企業のサラリーマン、トオル。「社会」という
幻想から逃れ、見失いかけていた「自分」を見つけるストーリー。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
これまでのお話
初回 「シフト」(1) ― ひとり
blog.takewave.com/column/20100107/355/
前回 「シフト」(12) ― 決意
blog.takewave.com/column/20100216/568/
トモミから教えてもらったホームページに出会ってから、もう1ヶ月以上経つ。
あの時、ついでに申し込んだメールマガジンが、今も時々送られてくる。ざっ
と目を通しているが、「あっ、これか!」と思うような、劇的な変化は起きて
いない。
ただ、あの時、ホームページに書かれていたことをやってみてから、今まで、
必要以上に「がんばらなければならない」と思っていた理由や、一人で抱え込
んでしまう傾向に気が付いたような気がする。
「また、結果を出せなかったらどうしよう」
「また、一人になっちゃうんじゃないか」
そんな思い込みが、ボクをがむしゃらに走らせていたのかもしれない。
派遣の仕事は、今月末で契約が切れることになっている。この先どうしたらい
いのか、具体的な答えは、まだ見つかっていない。
今までだったら、「早く何とかしなきゃ」と悩んでいたはず。もちろん、今も
思わないわけではないが、「~ねばならない」と考え出したとき、「本当のキ
モチはどうなのか?」を、トオルは考えるようになっていた。
(「早く何とかしなきゃ」を「~したい」に言い換えると、
「早く何とかしたい」だな。
もちろん、早く何とかしたいけれど、これは本音というよりも、
一時の生活を考えているだけだ。
本当のキモチは、一体何なのだろう?)
しばらく考えていると、ふと、トオルの脳裏に、ある光景が思い浮かんだ。そ
れは、田んぼと畑しかない、故郷の景色だった。
(……帰りたいな。)
こころが弱っているだけなのか、ここから逃げ出したいだけなのかは、よくわ
からない。しかし、帰りたいという思いは、とても素直な気持ちだった。
(お母さんになんと言えばいいのだろう……)
母親に電話をかける勇気は出てこない。
そのとき、テレビの上に無造作に置かれた紙とペンが目に入った。
◇
「
お母さんへ
正月に帰って以来だね。そちらはおかわりありませんか?
ひょっとしたら、こうしてお母さんに手紙を書くのは、初めてのことかも
しれません。電話でも良かったのだけど、どうしても電話をする勇気が出
ないので、手紙を書くことにしました。
前の会社を辞めてから、派遣の仕事で食いつないでいます。その契約も今
月末で切れることになりました。早く新しい仕事を見つけようと、できる
ことはやってきましたが、この不景気の影響か、なかなか望むような仕事
を見つけることができませんでした。
今まで、お母さんには心配や迷惑をかけまいと、一人でがんばってきまし
た。でも、一人でがんばり続けるのは、少し疲れてしまいました。
この先のことを、いろいろと考えていたら、あの、田んぼや畑の光景が目
に浮かんできました。「故郷に帰りたい……」そう思うようになりました。
お母さん、38歳にもなって、情けないと思うし、本当に申し訳ないと思う。
だけど……帰郷してもいいですか?帰郷したら、できるだけ早く次の仕事
を探します。それまでの間、少しだけ甘えてもいいですか?
また、電話します。そのときに、答えを聞かせてください。
トオル
」
今まで、都会の真ん中でさっそうと働いてきた時期があったことを思うと、正
直、情けなさがないわけではない。だが、自分の本当のキモチに素直になるこ
とで、こころの中の闇に、少しずつ光が差し込むような気がした。
◇
母親に手紙を送ってから、数日が経った。
仕事から戻り、ポストを開けると、見慣れた文字が書かれた封筒が入っている。
封筒を手に取ると、急いでアパートの中に入った。
封筒を開くと、手紙とともに一枚のチラシが入っていた。
「
トオルへ
手紙ありがとう。あなたの気持ちはよくわかりました。
トオルは子供の頃から、心がやさしい子でしたね。人様の役に立つことで、
きっと、あなたらしい生活ができると思います。
2ヶ月後、この街に特別養護老人ホームができます。職員がなかなか集ま
らなくて、困っているのだそうです。どこで働くかは、あなたが決めるこ
とですが、参考にと思い、新聞に入っていたチラシを同封します。
それでは、寒い折、あまり無理せず、体にだけは気をつけなさいよ。
トオルが帰ってくる日を、楽しみに待っています。
母より
」
(お母さん、ありがとう……)
トオルは、一人じゃないうれしさをかみ締めていた。
(つづく・・・)
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【 あとがき 】
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目次を作る段階でしっかりを目次を構成し、軸を決めておいたおかげで、
この先の作業でも、
内容的な軸がぶれることは少なかったのではないかと思います。
お姑編集者、もとい、
「とても優秀な編集者さん」に導いていただいたおかげです。
ありがとうございました!
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